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流産の中には、胎児が子宮内で亡くなってしまうために流産に終わるものと、母体側に妊娠を継続できない何らかの理由があって流産するものとがあります。前者の場合は、染色体異常や強度の奇形があると、胎児は子宮内死亡をきたします。
最近の研究では、自然流産の胎児の染色体には異常なものが多いといわれます。
一方、母体の側に強い子宮後屈や子宮発育不全、子宮頸管閉鎖不全、子宮筋腫などがあって、流産を招きやすい場合には、漢方の治療によって良好をみることがしばしばあります。
この方は、妊娠中続けて服用することによって、しばしば流産や早期破水を予防するだけでなく、妊娠中に起こる腹痛、腰痛、妊娠腎などの諸種の障害を防ぐ働きもします。
少なくとも3回以上、ほとんど同じような妊娠の時期に流産を起こした場合を習慣性流産といいます。
原因としては子宮の奇形、発育不全、位置異常、頸管裂傷、異常卵などがあげられていますが、慢性腎炎および梅毒なども、早産の原因となることが知られています。
この他、甲状腺機能の低下、女性ホルモン異常の体質なども流産を誘うとされています。したがって、明確な原因に対しては、その除去を行うと同時に十分な対症療法を行い、経過を観察する必要があります。
流産には機能的な原因によるものと、気質的な原因によるものがあります。機能的な原因によるものが漢方治療の適応となります。すなわち上記にあてはまる患者さんです。
頻用漢方処方の特徴
タイプ@の
漢方薬血色がすぐれず、冷え症や軽いめまい、頭重感などがあり、へその左斜め下1〜2cm付近に抵抗と放散する圧痛がある。 タイプAの
漢方薬夜床に入ると手がほてって気持ちが悪い。下腹部が冷えて痛む。 タイプBの
漢方薬多少のぼせる傾向があり、臍の左斜め下1〜2cm付近に抵抗と放散する圧痛がある。 タイプCの
漢方薬体力は中等度前後で、膀の左斜め下1〜2cm付近に抵抗と放散する圧痛がある。月経痛が強い。 タイプDの
漢方薬虚証の切迫流産などで、出血がある。
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